ここでの“ボンサイ”とは「盆栽」と「凡才」との二つの意味を含みます。盆栽のように、マシンをカスタマイズすること自体を楽しんでいる凡才人のブログです。
Levitation! [エリーゼ日記]
今月はエリ子さんの七五三。
5年目、2回目の車検である。
あ、女の子は3歳と7歳だけだっけか。
1回目は定期点検も車検代行もディーラー任せで済ませたが、今回はユーザー車検にチャレンジしてみた。
過去に何度もユーザー車検は経験したが、エリーゼの点検はめんどくさい。
ロータリーエンジンみたいに特殊なメカニズムを搭載しているわけではないけれど、ブレーキフルードやエアクリーナーエレメントの交換に手間がかかる。
それに、潔癖症で完璧主義なオーナーにはお勧めできない。
点検のために分解してみると、見なかったことにしたくなる部分も見えてしまう。
ここで秘密を具体的に暴露をしてしまうとエリーゼオーナー諸兄を無駄に不安にさせてしまうかもしれないので差し控えるが、カノジョがベッドの中で屁をこいても「ふふ、かわいいやつめ」と許容できるぐらいのズボラさとか、バリやらズレだらけのプラモデルを修正しながら組み立てることを楽しむぐらいのマゾっ気が必要だ。
バッテリーは新車のときから使い続けて起電力が低下してきていたので新品に交換した。
エアクリーナーエレメントを交換。
エアクリーナボックスを開いたらザラザラーっと砂利やら枯葉のかけらがこぼれてきた。
エレメントのヒダにも小石が挟まってる。
車体側面の空気取り入れ口に網を張るとか対策したほうがいいかもしれないなあ。
ブレーキフルードも交換。
ブリーダープラグのナットは13mmと、日本車だったら普通は使われないサイズ。
ムルティストラーダのキャリパーは11mmだったし、ブレンボのキャリパーってちょっと変。
車検を受ける上で最大の難関はヘッドライトの光軸調整だろうか。
フロントのインナーフェンダーを外して手を突っ込み、調整ネジをドライバーで回さなければならない。
タイヤを外せば簡単に調整できるが、光軸テスターで確認しながら調整するときはタイヤを付けて接地してなくてはならない。
テスター屋に着いてからすぐにインナーフェンダーを外せるように準備したり、なかなかめんどくさい手順だった。
※タイトルは「空中浮遊」の意。
2013-11-16 02:49
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コメント(6)
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ウチも、来年は3台車検だー(T_T)
光軸修正、ネジが錆び付いちゃってたりすると、大変みたいです。
最近、合ってない車が多いよな~(-_-)
by やなぼー (2013-11-16 06:54)
私も昔はユーザー車検派でしたが、歳をとるにつれ面倒くさくなってきました。
by FD (2013-11-16 15:30)
僕はDラー任せなり~(^0^)
by よっすぃ〜と (2013-11-16 21:25)
>やなぼーさん
最近のは光軸があってないというか、日本の保安基準に適合しない某国製の製品が出回っているせいですねえ。
>FDさん
ユーザー車検はだんだん飽きてくるんですよね。
> よっすぃ〜とさん
わたしも、アルトはディーラー任せです。
もう定期点検でみる範囲に新しい発見がないし、車検の時期が一番雪が降る時期と重なるので、代車を出してくれるディーラーに持ち込んでます。
毎日乗る必要が無いエリーゼとRX-7はユーザー車検でのんびりじっくり点検してます。
by nozzy (2013-11-18 02:04)
シンプルな構成のクルマだからといって、必ずしも
整備性が良いとは限らないってことなんですね。
走りの性能優先で、そこまでは考えてないのかなあ
ロータスさん(笑)
by うえいぱうわ (2013-11-19 09:39)
外殻構造までシンプルにして欲しくなかったです。
それならいっそジネッタみたいに、カウルがバックリ開いてどんな角度からも内臓にアクセスできるようにして欲しかったです。
by nozzy (2013-11-19 12:43)