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ここでの“ボンサイ”とは「盆栽」と「凡才」との二つの意味を含みます。盆栽のように、マシンをカスタマイズすること自体を楽しんでいる凡才人のブログです。

ふんふんふーん黒豆や [ミラジーノ日記]

3月も終わりに近づくころ、ヨメが大阪に所用があるというのでクルマで送って行ったついでに奈良の春日大社に行ってみた。
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その前の週、ヨメと京都の北野天満宮にある梅苑に出かけた際、帰る道すがらに東映太秦映画村に立ち寄ったのだけど、中学のときの修学旅行を思い出して奈良にも再訪してみたくなったのである。
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わたしが中学の時の修学旅行は京都を回った後に法隆寺と東大寺を見て回ったように覚えている。
春日大社は修学旅行でも来なかったので、今回が初めて。
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25年ぐらい前に世界遺産に登録されたという春日大社、朱塗りの柱に金の飾りが派手なお社だ。
だが曇りがちな空と、まだまだつぼみの堅い桜のせいか、少々寒々しい。
ネルシャツを羽織って歩いていると、ちょっと汗ばむぐらいなのだけどね。
今度来るときは花の季節にヨメと来よう。

駐車場からは裏参道を歩いて参ったのだけど帰りは表参道を通って、そのまま奈良公園に向かうことにした。
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鹿せんべいは売店だけでなく、屋台もあったりして、鹿がその周りをたむろしている。
ブログのネタに、わたしの手からせんべいを食ってる鹿の写真を撮ろうかと思ったが、そんな余裕はなかった。
せんべいを束ねている紙の帯を剥ぎ取るのに手間取っていると、鹿がぐいぐい鼻を突っ込んでくる。
一枚ずつ鹿に食わせてカメラを構えようとするが、もう、もみくちゃ。
袖やらシャツの裾やらを咥えて引っ張られるし、中にはズボンの上から太ももやら尻を噛んでくるヤツいる。
まるでEVA量産機についばまれる弐号機になった気分だ。
這々の体で鹿の陵辱から逃げ出して、奈良公園の広場にたどり着いた。
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東大寺の南大門に続く参道はなかなかの人出である。
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とはいえ、外国人観光客はほとんどいないから、これが平時だったら相当混み合ってることだろう。
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中学生の時にも驚愕した記憶はあるが、東大寺南大門は様々な寺の仁王像を見てきたこの歳になると改めてその大きさを実感する。
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大仏殿は中門の格子の間から眺めるだけ。

中学の時に受けた印象に比べると、だいぶこざっぱりときれいになったような気がする東大寺をあとにして、お昼ごはんにする。
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本日のお昼は国立博物館の向かいにある、柿の葉寿司のゐざき。

奈良に来たら、柿の葉寿司を食わなくてはね。
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というわけで、蒸し柿の葉寿司天ぷらセットを注文。

なぬ?"蒸し"柿の葉寿司とな?

注文の際、店員さんから「温かい寿司ですがよろしいですか?」と釘を刺されたが問題ない。

柿の葉寿司を蒸すとどんな味になるんだ?

興味の方が勝ってしまう。
セット内容は寿司5貫に天ぷら盛り合わせとにゅうめん、ごま豆腐。
寿司のネタは焼さば、鮭、金目鯛、穴子と…豚のバラ肉か。
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なるほどなるほど、蒸してあるからネタはすべて火が通っているのか。
鮭と金目鯛は蒸し寿司との相性が良いな。
鯖は焼いたら鯖棒寿司しか勝たん。
獣の肉は寿司食ってるときはご退場願いたい。
温かい寿司は悪くはないが、やはり塩締めした鯖や鯛が好きだな。
いつぞやの川上村でいただいた柿の葉寿司、また行きたいなあ。

腹も膨れたところでミラジーノを回収し、奈良奥山ドライブウェイを攻めに行く。
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春日大社の裏にある山の山裾をぐるりと一周する有料道路だが途中にダート路もあり、くねくね道が楽しそうだ。
ミラジーノのエンジンを2速でうならせながら、若草山のてっぺんまでやってきた。
駐車場から5分ほど歩いて頂上から奈良の街を見渡せる絶景スポット。
夜景も楽しめそうだ。
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駐車場に戻ると年老いた鹿がおねだりに来た。
わたしが乗り込んでドアを閉めても窓に顔を近づけて、物欲しそうに見つめてくる。
残念ながら鹿せんべいは品切れだ。
そもそも、ここの駐車場では鹿に餌やりをしてはいけないことになっているらしいしな。

さらにくねくね道を駆け上り、ガードレールに刺さったヴィッツを横目にB地点、奈良奥山コースの入口に到着。
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ちぇっ「ドリフト・ラリー走行禁止」かあ。
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フラットダートで、カニ走りしたら気持ちよさそうなんだけどなー

くねくね道を堪能した後は、奈良から伊賀を通り抜けて帰宅した。
さーて、次はどこへ遊びに行こうかな。
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わたべ

柿の葉寿司に三輪そうめん、奈良ならではのセットは、韻をふんで定番ですね。
そして、定番でなければ出せない旅情がありますよね。

by わたべ (2022-04-27 20:43) 

nozzy

その地ならではのおいしいものは欠かせませんよね。
奈良といえば茶粥も美味いんですよ。
by nozzy (2022-05-05 21:54) 

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