ARISE

本日は梅雨の中休み。
エリーゼの屋根を開けて、名古屋までひとっ走り。
昨日公開された『攻殻機動隊ARISE　BORDER:I』を観に、TOHOシネマ名古屋ベイシティまで行ってきた。

わたしは中学生のころに、『アップルシード』というマンガを読んで以来の士郎正宗ファン。
『攻殻機動隊』のマンガ作品が出版されたのは２０年以上前だった。
息の長い作品で、海外でも認知されている。
ドイツではドイツ語版のマンガ『GHOST in THE SHELL』を本屋で見つけて買ってしまった。
ちょうどそのころ、日本ではテレビシリーズのアニメが放送されていて、オンタイムで見られずに歯がゆい思いをしたものだ。

さて、今回のARISEは4回シリーズの作品だそうで、主人公たちが活躍する組織「公安９課」が結成されるまでのエピソードを描いたもの。
ファン待望のストーリーが期待される。

だがちょっと期待値が高すぎたような気がするなー

最近はテレビで放送されるアニメでも映像クオリティが高い作品が多い中で、本作品はわりと平凡な感じがした。
ストーリーや設定も、目から鱗が落ちるような「そんな手があったか！」みたいな新鮮なものも感じられなかったな。
今回の作品に関しては期待満足度７０％といったところかな。
がっかりするほどでもなかったけれど、「いやー、劇場まで観に来て良かった」と思うほどでもなかった。
わたしが士郎正宗の作品に魅せられたワールドには今後の展開に期待することにしよう。

コメント 7

最近、士郎先生は別の方向に突っ走っておられる様で・・・
何とも残念。
アップシードも、終結宣言しちゃったみたです。

by 1km-diver (2013-06-24 04:32) 

アップルシードの方は版権の？問題で身動きがとれなく
なってしまっているみたいな話しを聞いたことがあります。

攻殻機動隊も新しい展開的には限度があるのでなかなか
大変みたいですが、映像作品は全体的にシリアスな方に
傾いているので、原作のコミカルな部分はばっさり無いの
が、ちと寂しく感じます。
by うえいぱうわ (2013-06-24 15:53) 

＞1km-diverさん
なにやらポルノマンガも描いているようですしね。
コミックの『攻殻機動隊２』の表紙や初版限定についてくるマウスパッドはちょっと赤面するぐらいエロいタッチです。
アップルシードのパワードスーツ「ランドメイト」は良かったなぁ。

＞うえいぱうわさん
版権の問題なんていうウワサもあるんですか。
実は士郎正宗のマンガをアニメ化するのはあんまり良い思いがしなかったファンのひとりです。
むかーし、アップルシードだったかドミニオンだったか、OVAの出来の悪さに閉口したのがきっかけです。
アニメの攻殻機動隊は押井守のウデがあってこそのヒットだったんでしょうなあ。
最初の劇場版は、原作よりもずっと万人受けするないようだったものの、良い形で映像化できたと思っています。
で、テレビ版はやはり食わず嫌いで、しばらく見るつもりもなかったのですが、同僚がDVDを貸してくれたおかげで食わず嫌いが直りました。
今回のARISEは、もう、ファンをつなぎ止めておく商業になっちゃってる感じがしながらも、呪縛から抜け出せない自分がいます。
by nozzy (2013-06-24 22:45) 

スマホのエロゲーの「絵師」だそうです。
とほほ・・・

by 1km-diver (2013-06-25 09:36) 

スマホのエロゲーの絵師って若手がやるイメージですが、そうでもないんですね。
そこまでクオリティに力を入れてるんでしょうかねぇ。
あるいは半分趣味で、破格の原稿料でやってるのか…
by nozzy (2013-06-25 23:14) 

士郎ファンとしては、もう何年も「漫画」作品を出してくれないことにガッカリしています。
押井作品が基本嫌いなので映画版攻殻も好きではないですが、テレビシリーズの攻殻は士郎作品とは別物と捉えて、すごく面白いと思ってます。
by よっすぃ〜と (2013-07-08 21:55) 

やっぱりマンガを読みたいですよねぇ。
押井守はお嫌いですか。
わたしは『うる星』の劇場版のころからけっこう好きですよ。
士朗の原作のノリと押井は相性いいんじゃないかと思ってます。
むしろテレビシリーズの方がより万人受けに毒気を抜いてる感があるかな、なんて感じました。（テレビなんでそれが正統なんでしょうけど）
by nozzy (2013-07-09 12:44)