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ここでの“ボンサイ”とは「盆栽」と「凡才」との二つの意味を含みます。盆栽のように、マシンをカスタマイズすること自体を楽しんでいる凡才人のブログです。

XTZ125Eを見に行ってきた [JAZZ日記]

来年に買い替えを検討中の原付JAZZ。
次期コミューターとして有力候補のヤマハXTZ125Eを見に、某日、愛知県津島市のイトーモータースに行ってきた。
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つい先日、アメリカに赴任になる同僚がKTMのDUKE200を手放すというので、譲ってもらうチャンスはあった。
だけど、昨年の秋にカワサキKLX125を試乗して以来、気持ちは125ccオフローダーにほぼ固まっていたところだったので、悩んだあげくにDUKEは見送った。
DUKEで近所の峠を走りに行ったら楽しいだろうなーとか、あるいはいっそレーシングスーツを買ってバイクでサーキットデビューなんかも良いかなーなんて、バイクライフの未来予想図を書き換えそうになるほど気持ちがぐらついたのだけどね。

さて、昨年の秋以来、最近までは第一候補としてKLXを見据えていたのだが、125ccクラスの輸入車について情報を集めているうちに急浮上してきたのが、中国ヤマハが生産するXTZ125Eである。
かつてはブラジルヤマハが生産していた車種で、何年か前はわたしも注目していたのだが、ある時を境に輸入業者での取り扱いがなかった様子であった。
取扱店のウェブサイトを見ると、当時の1〜2年前のモデルを「在庫のみ」と表示していたことから、おそらく廃盤モデルになってしまったのだろうと考えて、買い換え候補からは外していたのである。
それが今年になって調べているうちに、モデルチェンジしたXTZが、中国国内はもとより、メキシコやブラジル向けとして中国で生産されているという情報をキャッチした。
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デザインも25年前のセローのような旧モデルから、モダンで精悍な顔立ちになった。
実売価格は28万円台とKLX125の税込み定価より5万円以上安く、ブラジル生産当時のXTZよりもお手頃になったようだ。
そして一番の魅力はフロント21インチ、リヤ17インチという、いわゆるフルサイズのシャシー構成である。
フロント19インチ、リヤ16インチでミニモトサイズのKLX125は手軽に扱える良さがある一方、路面のデコボコが大きな林道ではフルサイズのほうが楽に走れて飽きずに遊べそうだ。
それに、フルサイズなら舗装路重視のタイヤから、モトクロス用のトゲみたいなタイヤまで種類が豊富なのもいい。

前置きが長くなったが、そんなXTZ125Eに興味を持ち始めていたところ、わりと近所にあるバイク屋さんに在庫があるというので、見せてもらうことにしたのである。
さすがに試乗はさせてもらえないだろうけど、跨がるぐらいはさせてもらえるだろう。

お目当てのXTZは店頭のショーウィンドウに、KLX250といっしょに並べられていた。
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こうして見ると、KLX250とほとんど変わらない車格だ。
この大きさでも車重は118kgとKLX125より6kg重いだけ。
むしろミニモトサイズのKLX125が112kgもあるのが重すぎると言った方がいいのかもしれない。
跨がったカンジも250ccクラスのトレールマシンと同じような感じで、昔乗っていたCRM250よりは扱いやすい。
同僚が乗っているXLディグリーは両足がべったり地面に付くが、それよりは少し高い。
400kmぐらいの下道ツーリングはフツーにこなせそうな安定感さえ期待できる。

燃料供給はキャブレター式で、始動方式はキックのみのようだ。
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セルも付いてるかと思っていたけど、セルモーターが見当たらない。
こういった部分も、普段使いとしての扱いやすさはKLX125のほうが有利かな。
…と思い込んでいたけど、ブログの読者の方から指摘を受けて、改めてメキシコヤマハのウェブサイトで写真を見てみたら、クランクケースの前方にセルモーターっぽい部品が付いていた。
XTZは旧モデルと同様にセル・キック併用のようだ。
普段使いの利便性については、インジェクション式のKLXのほうが冷間時の始動性で有利という程度か。
バッテリー上がりなどの緊急時を考えると、キックも付いてるXTZのほうが安心だな。

うーん、日本向けとして正規販売されてるKLX125と、安くてフルサイズのXTZ125E、一長一短があって迷うなあ。
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わたべ

遅まきながら、なんで津島のイトモなんですか?
by わたべ (2015-06-16 21:41) 

nozzy

XTZの在庫があって、一番近いのがイトーモータースでした。
by nozzy (2015-06-17 00:59) 

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