ここでの“ボンサイ”とは「盆栽」と「凡才」との二つの意味を含みます。盆栽のように、マシンをカスタマイズすること自体を楽しんでいる凡才人のブログです。
比叡山 紅葉ツーリング [エリーゼ日記]
昨日はエリーゼで比叡山までもみじ狩りツーリングに出かけてきた。
盆休みの十国峠以来のケーブルカー乗りつぶし旅。
第19弾の今回は、京福電気鉄道が運行する叡山ケーブル。
滋賀の隣の京都市左京区の路線でありながら、19番目と後回しにになった。
昨年も紅葉のシーズンに来ることを計画していたのだけど時期を逃してしまったのだ。
今年はばっちり。
真っ赤に彩られたイロハモミジのトンネルを抜ける叡山ケーブルを堪能した。
家を出たのは朝の遅い時間。
いつもならば早朝に出かけて、まだクルマが少ない奥比叡ドライブウェイを楽しむところだが、叡山ケーブルは比叡山の西側斜面を走っているから、午後の陽が差す時間帯を狙ってやってきた。
奥比叡ドライブウェイの仰木料金所に到着したのは11:00。
先週は皆子山に来たけど、琵琶湖の西の山々はまだまだ紅葉が見頃だ。
11:30、ガーデンミュージアム比叡がある四明岳駐車場に到着。
恋人の聖地、ラバーズサンクチュアリなのだそうだ。
ゴールドセイントが出てきて勝ち抜き戦でもやらされそうだ。
さて、エリーゼは駐車場にデポして、修学院離宮の裏、きらら坂へ向けて歩き始める。
出た!ヘビ座のセイント! …は居なかったかな。
銭形模様を見てマムシかと思ってぎくっとしたけど、シマヘビのこどもだった。
気温が低くて活性が弱いのか、突っついてものそりと動くだけだった。
山頂からやや下ったつつじヶ丘。
今は廃業してしまったようだけど、こんなところにスキー場があったとは。
ほんの数百メートル、リフト1本だけのスキー場だ。
札幌近郊の恵庭市民スキー場ぐらいの規模だけど、京都から目と鼻の先の近場だから、きっと営業してたころは家族連れでごった返したことだろうなあ。
つつじヶ丘のスキー場跡を過ぎると舗装がなくなりトレッキングルートになる。
黄金色に輝くカラマツ。
今回歩いたトレッキングルートは京都一周トレイルの一部で、分かれ道には逐一、案内板が設置されているから道に迷うことはなさそうだ。
全般的に展望は良くないけれど、1箇所だけ、左京区の宝ヶ池方面を見渡せる場所があった。
修学院離宮裏のきらら坂は下っていくと歩きにくい。
深いV字になっていて一人がやっと通れる狭さで、段差もそこそこ高い。
登りならともかく、下りは膝を痛めないように歩こうとするので、足場が限られる状況はつらい。
13:20、きらら坂の登山口まで下りてきた。
奥に見える金網は、修学院離宮の敷地の境界線で、裏山から入れないようになっている。
ここからは京都の住宅街を抜けて、叡山電車の沿線まで出る。
13:40、えいでん!の修学院駅に到着。
ここは滋賀の豊郷小学校と並ぶ“聖地"なのだそうだ。
ここらのイチョウ並木もすっかり色づいていた。
さて、電車に乗る前に腹ごしらえ。
一乗寺方面に向かってさらに歩く。
目的地は、学生が集まりそうな「カレー矢」というお店。
Wテイストカレーラーメンとはなんぞや!
だが残念、来るのが遅くて午後の休憩中だったようだ。
店の玄関を開けたらオジサンが店内に折りたたみベッドを広げて昼寝してた。
しかたがないので、一乗寺駅のすぐそばにあるネパール料理屋「ナマステキッチン」で腹を満たすことにした。
なかなか繁盛しているようで、わたしが店に入った14時過ぎでもほぼ満席だった。
待つこと1時間、店内に置かれていた本を半分ぐらい読み終えたころにようやく昼飯にありついた。
腹ぺこにネパールカレーがしみるー。
昼飯が予定していたより遅くなってしまった。
一乗寺駅から叡山電車に乗って八瀬比叡口に着いたのは15:40。
だいぶ日が傾いて光の加減が微妙だ。
赤いモミジを引き立てるけれど、全体のコントラストが赤に寄りすぎてしまってもあざとい感じになりそうだ。
3分ほど歩いて叡山ケーブルの八瀬駅。
駅に着いたらちょうどケーブルカーの発車時刻だった。
駅を出てすぐのところに支線が敷かれていて、なにやら作業用とおぼしき台車が待機している。
線路を切り替える分岐器が見当たらないが、この支線の台車を稼働させるときはどうするのだろう。
どうみても、いちいち手作業で線路を置き換えるしかないな。
それほど稼働させる頻度は少ないということか。
車両前面は窓が大きく、乗務員席の低いところまでガラスが貼られているのが特徴的だ。
2号車とすれ違い。
昭和63年に武庫川車両で作られた車体は、同じ製造元で同年代に製造された叡山電車デオ700形と面影が似ている。
叡山ケーブルは標高差が日本で一番大きい路線なのだそうだ。
歴史も古く、ケーブルカーの線路にカーブを導入したのはこの路線が初めてだったそうだ。
モミジのトンネルを通過。
夕日に染まって見事に真っ赤っか。
さて、来週は災害から復旧する予定の別府ラクテンチのケーブルカーを乗りに行こう。
残念ながら耶馬溪の紅葉は色あせ始めてしまったようだが、晴れの由布岳を見られたらいいな。
盆休みの十国峠以来のケーブルカー乗りつぶし旅。
第19弾の今回は、京福電気鉄道が運行する叡山ケーブル。
滋賀の隣の京都市左京区の路線でありながら、19番目と後回しにになった。
昨年も紅葉のシーズンに来ることを計画していたのだけど時期を逃してしまったのだ。
今年はばっちり。
真っ赤に彩られたイロハモミジのトンネルを抜ける叡山ケーブルを堪能した。
家を出たのは朝の遅い時間。
いつもならば早朝に出かけて、まだクルマが少ない奥比叡ドライブウェイを楽しむところだが、叡山ケーブルは比叡山の西側斜面を走っているから、午後の陽が差す時間帯を狙ってやってきた。
奥比叡ドライブウェイの仰木料金所に到着したのは11:00。
先週は皆子山に来たけど、琵琶湖の西の山々はまだまだ紅葉が見頃だ。
11:30、ガーデンミュージアム比叡がある四明岳駐車場に到着。
恋人の聖地、ラバーズサンクチュアリなのだそうだ。
ゴールドセイントが出てきて勝ち抜き戦でもやらされそうだ。
さて、エリーゼは駐車場にデポして、修学院離宮の裏、きらら坂へ向けて歩き始める。
出た!ヘビ座のセイント! …は居なかったかな。
銭形模様を見てマムシかと思ってぎくっとしたけど、シマヘビのこどもだった。
気温が低くて活性が弱いのか、突っついてものそりと動くだけだった。
山頂からやや下ったつつじヶ丘。
今は廃業してしまったようだけど、こんなところにスキー場があったとは。
ほんの数百メートル、リフト1本だけのスキー場だ。
札幌近郊の恵庭市民スキー場ぐらいの規模だけど、京都から目と鼻の先の近場だから、きっと営業してたころは家族連れでごった返したことだろうなあ。
つつじヶ丘のスキー場跡を過ぎると舗装がなくなりトレッキングルートになる。
黄金色に輝くカラマツ。
今回歩いたトレッキングルートは京都一周トレイルの一部で、分かれ道には逐一、案内板が設置されているから道に迷うことはなさそうだ。
全般的に展望は良くないけれど、1箇所だけ、左京区の宝ヶ池方面を見渡せる場所があった。
修学院離宮裏のきらら坂は下っていくと歩きにくい。
深いV字になっていて一人がやっと通れる狭さで、段差もそこそこ高い。
登りならともかく、下りは膝を痛めないように歩こうとするので、足場が限られる状況はつらい。
13:20、きらら坂の登山口まで下りてきた。
奥に見える金網は、修学院離宮の敷地の境界線で、裏山から入れないようになっている。
ここからは京都の住宅街を抜けて、叡山電車の沿線まで出る。
13:40、えいでん!の修学院駅に到着。
ここは滋賀の豊郷小学校と並ぶ“聖地"なのだそうだ。
ここらのイチョウ並木もすっかり色づいていた。
さて、電車に乗る前に腹ごしらえ。
一乗寺方面に向かってさらに歩く。
目的地は、学生が集まりそうな「カレー矢」というお店。
Wテイストカレーラーメンとはなんぞや!
だが残念、来るのが遅くて午後の休憩中だったようだ。
店の玄関を開けたらオジサンが店内に折りたたみベッドを広げて昼寝してた。
しかたがないので、一乗寺駅のすぐそばにあるネパール料理屋「ナマステキッチン」で腹を満たすことにした。
なかなか繁盛しているようで、わたしが店に入った14時過ぎでもほぼ満席だった。
待つこと1時間、店内に置かれていた本を半分ぐらい読み終えたころにようやく昼飯にありついた。
腹ぺこにネパールカレーがしみるー。
昼飯が予定していたより遅くなってしまった。
一乗寺駅から叡山電車に乗って八瀬比叡口に着いたのは15:40。
だいぶ日が傾いて光の加減が微妙だ。
赤いモミジを引き立てるけれど、全体のコントラストが赤に寄りすぎてしまってもあざとい感じになりそうだ。
3分ほど歩いて叡山ケーブルの八瀬駅。
駅に着いたらちょうどケーブルカーの発車時刻だった。
駅を出てすぐのところに支線が敷かれていて、なにやら作業用とおぼしき台車が待機している。
線路を切り替える分岐器が見当たらないが、この支線の台車を稼働させるときはどうするのだろう。
どうみても、いちいち手作業で線路を置き換えるしかないな。
それほど稼働させる頻度は少ないということか。
車両前面は窓が大きく、乗務員席の低いところまでガラスが貼られているのが特徴的だ。
2号車とすれ違い。
昭和63年に武庫川車両で作られた車体は、同じ製造元で同年代に製造された叡山電車デオ700形と面影が似ている。
叡山ケーブルは標高差が日本で一番大きい路線なのだそうだ。
歴史も古く、ケーブルカーの線路にカーブを導入したのはこの路線が初めてだったそうだ。
モミジのトンネルを通過。
夕日に染まって見事に真っ赤っか。
さて、来週は災害から復旧する予定の別府ラクテンチのケーブルカーを乗りに行こう。
残念ながら耶馬溪の紅葉は色あせ始めてしまったようだが、晴れの由布岳を見られたらいいな。
2013-11-25 22:15
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コメント(14)
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来週は、九州ですか!?
走りますね~
ケーブルカーの紅葉
やはり、山の中ですから、良いですね(*^_^*)
by やなぼー (2013-11-26 06:50)
比叡山の紅葉、まさにピークで鮮やかですね〜!
とくに鉄的にはケーブルカーからの眺めが最高です。
でも最前列を確保するのは、けっこう大変だったのでは・・・?
叡電をさりげなく「えいでん!」と書くところに、
思わず反応してしまいました。
そういえば、"聖地"でしたね(^^;)
by あおたけ (2013-11-26 09:55)
紅葉と線路の写真がとてもキレイでステキです
都会って電車での移動もできたりしてより楽しみがありますね
私が住む田舎はほぼクルマで移動です。
電車じゃなくて汽車ですし、1時間に1本走るかどうかくらいの頻度です
こちらは昨日の暴風で銀杏の葉がほとんど飛んでいきました(T_T)
来週大分ですか、楽しみですね♪晴れますように~♪♪
by kokoro (2013-11-26 12:25)
>やなぼーさん
前回は大阪からフェリーで行きましたが、今回は走りますよー。
で、道のりを確認してみたら片道600kmありました。
もしかしたら挫折するかも。
>あおたけさん
親会社の方が、「けいはん!」なので字面はこっちのほうが近いのですが…^^;
お昼ご飯が遅くなって夕方に登り(鉄道的には下り?)に乗ったおかげか、客はわたしも含めて4組だけでした。
進行方向の山頂側はお子様連れに取られてしまいましたが、撮影するうえでは有利な山麓側は空いてたのでラッキーでした。
by nozzy (2013-11-26 12:30)
>kokoroさん
うちも田舎なので、基本はクルマ移動です。
いちおう電車は走ってますが、京都みたいに電車とバスで市内をあちこち回れるほど密度の高いダイヤではないし、駅もあまり便利な場所にはないです。
今回は阿蘇まで行くほど余裕のあるスケジュールではありませんが、別府周辺を楽しんできます(^^
by nozzy (2013-11-26 16:23)
ケーブルカーで紅葉の中登ると、色と香りが一度に楽しめますね!
by たくや (2013-11-27 11:21)
運転速度が秒速3mから5mですし、エアコンがない車両がほとんどで窓が開放されてますからねえ。
それでいて、歩くより楽ちんなので言うこと無しです。
by nozzy (2013-11-27 12:39)
ゲッ! へび!!
宝ヶ池の眺め、見事ですね! 国際会館とグランドプリンスホテルもしっかり見えてますね。
しかし、14時で1時間待ちとはえらい人気の店ですね。
by サットン (2013-11-27 19:19)
そういえば、ヘビ座のセイントっていませんでしたね。
海蛇とか?ヘビ使い?っていうのはいたような覚えがありますが(笑)
それにしてもケーブルかーと紅葉の組み合わせて何気に絵になり
ますね。これはなかなか!
by うえいぱうわ (2013-11-27 19:28)
>サットンさん
さすが、サットンさんなら宝ヶ池と言わなくても、ここがどこかピンときてしまうかもしれませんね。
わたしはグランドプリンスホテルがガスタンクか上水道施設に見えてしまいました。
>うえいぱうわさん
テレビアニメでは星座の括りはもはや関係ない、スチールセイントなんてのも出てきてましたが、ヘビ座はいませんでしたねえ。
海蛇座のセイントはGoogle画像検索してみましたが、こんなやついたっけ?というのが第一印象で、むしろ北斗の拳に出てくるザコみたいですね。
by nozzy (2013-11-28 14:27)
赤い紅葉トンネル、素敵ですね~
by よっすぃ〜と (2013-11-28 22:18)
去年は時期を逃してがっかりな結果になってたので、今回もあまり期待してなかったのですが、思った以上の色づきでうれしくなりました。
by nozzy (2013-11-29 12:43)
はじめまして。
これは見事な紅葉ですね。
ケーブルカーにゆられながらのもみじ狩りというのも楽しそうです。
by はなぶく宇宙人 (2013-11-29 21:45)
はじめまして。コメントありがとうございます。
ゆっくりとした乗り物は山の風景を楽しむにはぴったりです。
今年はケーブルカー乗りつぶしの1年でした。
by nozzy (2013-12-01 20:08)