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ここでの“ボンサイ”とは「盆栽」と「凡才」との二つの意味を含みます。盆栽のように、マシンをカスタマイズすること自体を楽しんでいる凡才人のブログです。

標高1,060m [ムルティストラーダ日記]

先週末はムルティストラーダをフェリーに載せて高松方面へ日帰りツーリング。
香川県の最高峰、竜王山の山頂を訪れ、まんのう町のひまわり畑と八栗ケーブルをまわってきた。
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早朝5時に高松港に着き、14:30発まで滞在時間は9時間半。
時間的には余裕のプランで、午前中には目的地を周り終え、昼から出港まではフェリーターミナルの涼しいところでのんびり過ごすつもりだったのに、道に迷って時間が押して、炎天下のうどん県をこってり走ることになってしまった。
深夜1時に神戸を出港して、早朝5時に高松港に到着するフェリーで四国入り。
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客室デッキの小さなフェリーは満席で、大半の乗客は売店前やエントランスホール、ゲームコーナーに敷かれたゴザで寝転がっている。
出港ぎりぎりで乗船したわたしはゴザもなく、ゲーム機の足元の固い床に陣取って、到着までの4時間、仮眠をとることにした。
だが、エンジンの振動でゲーム機の筐体が共振してビリビリと騒音を立て、ろくに眠れなかった。

高松港からは県道43号を南下して、徳島県との県境にある竜王山へ向かう。
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つづら折れがたのすぃー。
気分はパイクスピーク。
と、言いたいところだが、寝不足の頭では走りもヨレヨレだった。

県道43号の仏坂峠に到着。
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全高2mはあろうかという、大きな地蔵が供えられている。
地蔵の前の花壇にはひまわりが植えられているが、標高が高いせいかまだつぼみも付けていない。

いったんR163に出た後は塩江から県道7号を進み、相栗峠に到着。
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ここから尾根伝いに、竜王山山頂まで登山道が延びている。
このとき6:30ごろ。
ここまでは順調だったのに、このあと道に迷って大きくタイムロスをしてしまった。

縮尺が12万分の1のロードマップにはこの付近の狭い道は載っていない。
2万5千分の1地形図とコンパスぐらいは持ってくれば良かった。
森の中を縫う林道は見通しがきかず、勘も働かない。
道の脇にはこんな案山子が立っていて薄気味悪い。
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9:00を回り、これでたどり着かなかったらあきらめようとしたころ、ようやく山頂への登り口を見つけることができた。
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登山道の一部を100mほど歩くと山頂の展望台が見えた。
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やっと本日最初の目的地に到着ー。

しかし、展望台からの眺めにがっかり。
南を見ても電波塔が建っていていまいち。
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北の高松市方面を見ても、周囲の木が高くて見晴らしは良くない。
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ま、こんな日もあるさ。

道に迷いながらも林道散歩は楽しめた。
まんのう町川奥にある杉王神社の大杉とか。
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満開のネムノキとか。
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つづく
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やなぼー

四国だと、お城巡りしちゃうだろうな~
今の時期は、どこももれなくエアコンレスなので、あまり行きたくないんだよな~(^_^;)
by やなぼー (2013-07-16 05:57) 

harukichi

妙な案山子www
四国いいですねー!! 
この時期の四国は暑さが半端なかったのでは??(笑)

by harukichi (2013-07-16 08:00) 

1km-diver

かかしの顔が、ムンクの叫び・・・・・

by 1km-diver (2013-07-16 21:54) 

うえいぱうわ

夏場は木の葉も生い茂っているので、こういう形式の
展望台からだと、かえって見晴らしはよくないって
パターンが多いですよね(笑)

by うえいぱうわ (2013-07-17 08:26) 

nozzy

>やなぼーさん
松山城も高知城もいいですよねえ。
お城そのものよりも、お城が見える町の情景がよかったです。

>harukichiさん
この日の高松周辺の気温は名古屋方面よりは低く、それほど瀬戸内らしい暑さではなかったですが、やはり午前10時を過ぎると暑かった…いや熱かったですねぇ。
本州以南で天気がいいと日は、アスファルトの照り返しがひどいですね。
すねとかふくらはぎがじりじりと焼かれます。

>1km-diverさん
顔だけは端正な小顔のマネキンちゃんですよ。
でも、厚みのない雨合羽だけの立ち姿。
人に似て人で非ざるその姿は走行中に視界に入るとぎくっとしまよ。

>うえいぱうわさん
比叡山でもこんな感じでした。
造られてから周りの木が成長して、展望台が埋もれてしまうようです。
この日、地元のおじさんが独りでハイキングに来ていたのですが、10年前はもっと見晴らしがよかったんだけどね…とぼやいていました。
by nozzy (2013-07-17 12:28) 

あおたけ

高松日帰りとはアクティブですね〜(^^)
展望台からの眺め、私も鉄道の俯瞰撮影に行ったのに、
予想以上に木が伸びていて、見晴らしが利かなくなっていた・・・
なんて経験、よくあります。
by あおたけ (2013-07-17 18:50) 

nozzy

山の木々だけでなく町の木もまた、成長によって想定していた景色を変えてくれますよね。
実家の裏に運動公園があるのですが、子どもの頃に祖父と歩いて山菜採りに出かけた獣道が、生長した灌木に埋め尽くされて誰も通らなくなり、雑草が深くなって踏み込むこともできなくなっていたりします。
by nozzy (2013-07-19 10:23) 

サットン

ジャンボフェリーは安くて便利、使い勝手良いですね!
私も良く利用しましたが、船内で流れる「ジャンボフェリーの歌」が耳に付いて困りました。
by サットン (2013-07-24 12:01) 

nozzy

自走して高松まで行くことに比べると所要時間は若干かかりますが楽で安いですね。
ただ、今回わたしが利用した、繁忙期の夜行だけは避けた方がいいかもしれません。
あるいは早めに乗船して、ぐっすり眠れる場所を確保すれば問題ないのかもしれませんが…
ジャンボフェリーの歌は覚えやすいメロディーで、なんどか乗ったら耳に付きそうですね。
たこフェリーに片道だけ乗ったことがありますが、あの歌も1回聴いたらしばらく耳に付きます。
by nozzy (2013-07-24 16:15) 

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