SSブログ

ここでの“ボンサイ”とは「盆栽」と「凡才」との二つの意味を含みます。盆栽のように、マシンをカスタマイズすること自体を楽しんでいる凡才人のブログです。

ドラムブレーキ分解清掃 [JAZZ日記]

タイヤ交換のために車輪を外したのでブレーキを分解清掃することにした。
毎日の通勤に使っているジャズだが、朝は家を出てから数百メートルほどは、ブレーキをかけると激しくキーキーと鳴いていた。
特にリヤは最近、ペダルをリリースしてもシューの戻りが悪くなってしまっていた。
フロント
11.JPG
リヤ
01.JPG

きっとダストを落としてグリスを新しくしたら直るだろう。
なお、ブレーキユニットは車輪を外せば工具を使わずにハブから分離できる。

ブレーキシューはシュースプリングをラジオペンチを使って外すだけでパネルから取り外せる。
フロント
12.JPG
リヤ
02.JPG

ボルトナットを外すとブレーキアームとブレーキカムが分解できる。
ボルトナットの取り外しには10mmレンチ2本を使う。
フロント
13.JPG
リヤ
03.JPG

フロントのブレーキパネルの中央部にはスピードメーターギアが組み込まれている。
14.JPG

ギヤを取り出し、グリスをパーツクリーナーで溶かしてワッシャ2枚を取り出した。
15.JPG

パーツはサンエスK-1の5%wt溶液でドブ浸け洗いしてから組み立てた。
04.JPG

サービスマニュアルによるとブレーキカムの軸部にはホンダマルチパーパスグリスを塗布することになっているが、ワコーズのラバーグリスを塗って組み付けた。
フロント
17.JPG
リヤ
05.JPG
なお、ダストシールはフェルト製なので洗浄せずに再使用した。

スピードメーターギアのハウジング内にグリスをたっぷりと盛る。
18.JPG
ここもマルチパーパスグリスを使うように書かれていたが、ラバーグリスを使用した。

ブレーキシューを組み付けて完了。
フロント
19.JPG
リヤ
06.JPG
サービスマニュアルではシューのピボット部にもマルチパーパスグリスを塗布するように指示されているが、ワコーズのブレーキプロテクタを塗ってみた。

さっそく車輪を取り付けて試運転してみたかったが、ある部品が足りないことが判明したので、バイク屋で取り寄せてもらっている。
おそらく、父が所有していたころに実家近くのバイク屋でリヤタイヤを交換してもらった際に付け忘れられたのだろう。
わたしが譲り受けてから8000km走ってるので、無くても走行に支障はないようだがなんだか気持ち悪い。
nice!(4)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:自動車

nice! 4

コメント 2

うえいぱうわ

ダストシールってフェルト製だったんですね。
てっきりゴムのシールかと思っていたので、少し意外でした。

by うえいぱうわ (2013-06-18 09:07) 

nozzy

意外な材質って、ありますねぇ。
エンジンのヘッドガスケットが紙でできてるとか、中学生ぐらいの頃に聞いて、ぜったいだまされてる、とかたくなに信じませんでした。
でもこの場合、樹脂フォームよりもエラストマーよりも贅沢な部品なのかもしれません。
by nozzy (2013-06-18 12:29) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0