ここでの“ボンサイ”とは「盆栽」と「凡才」との二つの意味を含みます。盆栽のように、マシンをカスタマイズすること自体を楽しんでいる凡才人のブログです。
フロントブレーキオーバーホール [アルトワークス日記]
4週間にわたって続けたアルトのリフレッシュ工事が完了した。
ついでに新品のスタッドレスタイヤに交換して、敦賀まで試運転に行ってきた。
絶好調で気持ちイー
こちらは現在工事中の敦賀舞鶴自動車道の敦賀ジャンクション付近。
秋に通りがかったときから目に見えるほどの進捗は見られないが、平成25年度には小浜まで開通するとのことだ。
敦賀市郊外の高いところを通るらしいが、あんな斜面に橋脚を立てるのだなあ。
資材を高いところに持ち上げる斜行リフトがかっこいー!
最後のメニューはフロントブレーキのオーバーホール。先日、フロントのブレーキパッドを交換したのでキャリパーをオーバーホールした。
パッドを交換した際は必ずオーバーホールすることにしている。
分解はキャリパーからスライドスリーブとピストンを抜くだけ。
アルトのブレーキはシングルピストンなので、ある程度までは圧搾空気でピストンを押し出し、最後はピストンリムーバーというツールを使って引き抜いた。
シール類はシールドライバというツールを使うと作業が早い。
左のキャリパーは問題がなかったのだが、右はスライドスリーブが固着していた。
キャリパーのこの部分はアルミなのだが、スリーブから出た錆が凝り固まっているようだ。
サービスマニュアルによると、こうなってしまったらキャリパーごと交換するしかないらしい。
スライドスリーブの表面はこの通り。
メッキが剥がれて表面が荒れている。
中古部品に交換して安上がりに済まそうと思い、ジャンク屋がネットオークションに出品していたものを買ってみた。
しかし、本当のジャンクだった。
スライドスリーブは固着していないが、ピストンががっちりさび付いて、ハンマーで叩いても動かないレベル。
送料込みで4000円とはいえ、安物買いの銭失いとはこのことだ。
しかたがないので、これまでのキャリパーをだましだまし使い、春になったら新品に交換しよう。
分解した部品はサンエスA-1の2.5%wt溶液で煮込んで汚れを落とした。
新しいシールとブーツを使って組み付ける。
スライドスリーブのシールは特に摩耗やへたりが大きいので、パッドの交換と同時、あるいはもっと早期に交換するのがよい。
ピストンブーツとシールも交換するのだが、発注ミスによりピストンもセットの品番を注文してしまった。
ブーツとシールのセットには、純正のグリスも同梱されてくる。
黒く四角いのはグリスが入ったビニールのパックだ。
だが、このグリスはパッドの寿命よりも早くカサカサの、乾いた粘土のようになってしまうので使わない。
アルトのブレーキキャリパーは固着しやすいのだけど、きっとこのグリスが悪いのだと思う。
純正グリスの代わりに、ワコーズのラバーグリスを使う。
純正に比べると柔らかく摺動抵抗が少ないのもよい。
組み立てて、はみ出したグリスを拭き取ったら完成。
ついでに新品のスタッドレスタイヤに交換して、敦賀まで試運転に行ってきた。
絶好調で気持ちイー
こちらは現在工事中の敦賀舞鶴自動車道の敦賀ジャンクション付近。
秋に通りがかったときから目に見えるほどの進捗は見られないが、平成25年度には小浜まで開通するとのことだ。
敦賀市郊外の高いところを通るらしいが、あんな斜面に橋脚を立てるのだなあ。
資材を高いところに持ち上げる斜行リフトがかっこいー!
最後のメニューはフロントブレーキのオーバーホール。先日、フロントのブレーキパッドを交換したのでキャリパーをオーバーホールした。
パッドを交換した際は必ずオーバーホールすることにしている。
分解はキャリパーからスライドスリーブとピストンを抜くだけ。
アルトのブレーキはシングルピストンなので、ある程度までは圧搾空気でピストンを押し出し、最後はピストンリムーバーというツールを使って引き抜いた。
シール類はシールドライバというツールを使うと作業が早い。
左のキャリパーは問題がなかったのだが、右はスライドスリーブが固着していた。
キャリパーのこの部分はアルミなのだが、スリーブから出た錆が凝り固まっているようだ。
サービスマニュアルによると、こうなってしまったらキャリパーごと交換するしかないらしい。
スライドスリーブの表面はこの通り。
メッキが剥がれて表面が荒れている。
中古部品に交換して安上がりに済まそうと思い、ジャンク屋がネットオークションに出品していたものを買ってみた。
しかし、本当のジャンクだった。
スライドスリーブは固着していないが、ピストンががっちりさび付いて、ハンマーで叩いても動かないレベル。
送料込みで4000円とはいえ、安物買いの銭失いとはこのことだ。
しかたがないので、これまでのキャリパーをだましだまし使い、春になったら新品に交換しよう。
分解した部品はサンエスA-1の2.5%wt溶液で煮込んで汚れを落とした。
新しいシールとブーツを使って組み付ける。
スライドスリーブのシールは特に摩耗やへたりが大きいので、パッドの交換と同時、あるいはもっと早期に交換するのがよい。
ピストンブーツとシールも交換するのだが、発注ミスによりピストンもセットの品番を注文してしまった。
ブーツとシールのセットには、純正のグリスも同梱されてくる。
黒く四角いのはグリスが入ったビニールのパックだ。
だが、このグリスはパッドの寿命よりも早くカサカサの、乾いた粘土のようになってしまうので使わない。
アルトのブレーキキャリパーは固着しやすいのだけど、きっとこのグリスが悪いのだと思う。
純正グリスの代わりに、ワコーズのラバーグリスを使う。
純正に比べると柔らかく摺動抵抗が少ないのもよい。
組み立てて、はみ出したグリスを拭き取ったら完成。
順調に進んでますね~!
ウチは、赤ビー、美容整形のため入院中です(^_^;)
by やなぼー (2012-12-24 08:01)
どうにか予定通りの日程で完遂しました。
今日は雪が積もったので、遅れるとまたエリーゼで雪の上を走ることになるとこでした。
by nozzy (2012-12-24 11:56)