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ここでの“ボンサイ”とは「盆栽」と「凡才」との二つの意味を含みます。盆栽のように、マシンをカスタマイズすること自体を楽しんでいる凡才人のブログです。

バブルカーミーティング [エリーゼ日記]

今日は古くからの知り合いである千夏さんのお誘いで、トヨタ博物館で開催されたバブルカーミーティングを見物してきた。

バブルカーといっても日本のバブル時代に作られた車ではなくて、第二次大戦が終わってすぐの頃に欧州で作られた小さなクルマ達のこと。
キャビンを中心とした曲面で構成された車体形状が泡のような姿であることからこのように呼ばれている。

その当時はそれこそ泡のように、今では知られていないようなメーカーから次々と現れては消えていった車種も多いようだが、代表格はやはりBMWのイセッタシリーズと、メッサーシュミットのKRシリーズだろう。
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できるだけコンパクトに低コスト作るための工夫は今のクルマには見られない構造が盛りだくさん。
写真でしか見たことがないクルマたちを間近で見ることができて大満足。

こうしたバブルカーを見ていて胸が膨らむのは、去る6月4日に国土交通省からガイドラインが発表された、「超小型モビリティ」の市販化だ。
軽自動車よりも小さく、原付4輪よりも利便性の高い乗り物として日本の大手メーカーからもコンセプトカーが発表され、公道での実証実験を行っているメーカーもあるほどだ。
超小型モビリティとして設計されるクルマたちも、きっと興味深い機構やレイアウトが採用されることを期待してしまう。

さて、話は戻ってバブルカーミーティング。
バブルカーだけでなく、国産の小さな旧いクルマも集まっていた。

ホンダバモス
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遊び心たっぷりのクルマで、子供の頃はいつか乗ってみたいと思ったものだ。

三菱ミニカ
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この時代の三菱はかっこいいね。
軽自動車でもこのかっこよさ。

ちょいと時代をさかのぼってダイハツミゼット
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わたしが幼少の頃にはもうほとんど見られなくなっていたが、こんなにきれいでいい味出してる。
運転席で目線をくれているのは千夏さんのお連れさん。
着物美人がよく似合うわー。

驚いたのはランプレンズ。
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コイトでもスタンレーでもなく「Daihatsu」と刻印されている。
すげー。もしかして内製ですか。

いきなり近代に飛んでフレイザー
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エンジンはうちのアルトと同じK6A
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フレイザーはカプチーノのエンジンや駆動系を使って作られているクルマだったはず。
カプチーノってK6Aが載ってる型式もあったんだ。
ずっとF6Aだけだと思っていた。

千夏さんともう1人のお連れさんが、イセッタに乗り込んだ。
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奥の着物美人はケイマンを着物で運転する、なかなかのマニアだそうで、タイヤの銘柄のチェックは厳しい。
うちのエリーゼが後ろにダンロップ、前に純正のネオバを履かせているのも、めざとく見つけられてしまった。

うちのエリ子とケイマン君とキャンギャル達w
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はー満足満足。
催しは3時まで続けられたそうだが、わたしたちは昼まで見物して解散。
大須を着物で案内するボランティアに出かけたchinatsuさんたちを見送ったあと、わたしはトヨタ博物館名物のカレーでも堪能しよう。
と思ったが、ミュージアムレストランは混んでいて、入店待ちのお客さんがでるぐらい。
うーん、カレーは食いたいが並ぶのはいや。
しょーがねー、帰り道に一宮に寄ってチャンカレ食ってくか。
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うえいぱうわ

うわー、これのイベントは見たかったです。
メッサーシュミットとフレイザーは一度購入を目論んだ
ことがあります。結局は手が出せませんでしたが(笑)
by うえいぱうわ (2012-06-20 00:08) 

nozzy

>うえいぱうわ さん

フレイザーはともかく、メッサーシュミットなんておいそれとお目にかかることなんてできないと思っていました。
自分には購入を検討することすら叶わないものだと思っていました。

しかし近いうちに、またこういうクルマが登場するのを夢見てやみません。
by nozzy (2012-06-20 12:31) 

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