ここでの“ボンサイ”とは「盆栽」と「凡才」との二つの意味を含みます。盆栽のように、マシンをカスタマイズすること自体を楽しんでいる凡才人のブログです。
標高1,022m [旅日記]
久しぶりのブログ更新は蔵出しネタ。
年明けから公私ともに、なかなか落ち着いてブログを書いてる時間が取れなくなってしまっていた。
1月は「行く」、2月は「逃げる」、3月は「去る」なんて、中学高校で3学期の始業式に聞かされた校長先生の長いハナシを思い出す。
今回のネタは、1月下旬に訪れた茨城県の八溝 山。
茨城県で一番高い山である。
八溝山の麓にある茨城県大子 町は日本三大名瀑に数えられる袋田の滝でも有名なところ。
冷え込みが最も厳しくなる1月下旬に照準を合わせて、全凍結した滝をみられるチャンスに期待してみた。
行ったのは1月21日の土曜日。
その週の前半はぐっと冷え込み、茨城県の観光情報サイトによると一時は8割凍結まで行ったので期待が高まったが、後半で冷え込みが緩んでしまった。
氷瀑は望めないものの、おいしいものを食べて温泉に浸かってのんびりした週末を過ごしに行ってきた。
昼頃にゆるゆると家を出て、15時に水戸でレンタカーを借り、大子町の温泉宿に到着したのは17時頃。
いったんチェックインして落ち着いたあと、大子町の中心街へ夕飯にくり出した。
クルマで10分ほど走って向かったのは軍鶏料理が看板メニューの「弥満喜 」。
せっかく奥久慈に行くなら、奥久慈軍鶏をいただかなくてはね。
注文したのはしゃも鍋のコース料理。
二人前からの受け付けなので、一人旅ではなかなか味わえない。
クルマを運転する関係で、ノンアルコールビールになってしまったのは残念だけど、しっかりした歯ごたえの軍鶏で肉食の幸せをかみしめた。
夕飯の後は袋田の滝へ直行。
冬は11月初めから1月末までライトアップされているのである。
入場料を払ってすぐにトンネルの遊歩道。
数百メートルのトンネルは内部に怪しげな赤い照明が据え付けられていて、観音様の胎内を表しているのだとか。
トンネルを抜けるとすぐに、滝を見上げる展望台になっていた。
この日のライトアップのテーマは「水墨画」ということで、陰影のはっきりした白いライトで照らされていた。
このときの凍結割合は1割ぐらいとのことだった。
帰りはトンネルとは別の順路で駐車場に戻った。
見上げると都会から離れた北関東の空は満天の星。
谷間から夜空を見上げていると、すーっと黒い影が横切った。
はんぺんのようなシルエットはムササビかモモンガか…
大きさからするとムササビだったのだろう。
野生のムササビが滑空する姿を見たのは生涯で初めてだった。
夜道は暗くて足下はおぼつかないが、上を見て歩くべきだなあ。
ホテルに戻って温泉に浸かり、翌朝もキンキンに冷えた空気の中で露天風呂。
9時過ぎにチェックアウトして八溝山に向かった。
県道28号を北上して八溝林道の入り口に到着。
通行止めの看板が立っているけれど、完全に封鎖されていないので行けるところまで行ってみる。
林道を上っていくとほどなくして雪が深くなってきた。
こんなこともあろうかと、借りたレンタカーは日産エクストレイル。
神奈川ではなかなか味わえない、久しぶりの楽しい雪遊び。
エクストレイルでも深みにはまると登り切れない急勾配をぐいぐい登って山頂駐車場に到着。
ここから山頂まで、100mぐらい歩く。
雪はくるぶしが埋まる程度の深さで、先客の足跡も何本か続いていた。
真っ白い雪景色に雲ひとつない空がまぶしい。
5分ほど歩いて、茨城県の一番高い山に登頂。
しーんと静まりかえった山頂でひとときを過ごす。
山頂から少し外れたところに展望台がある。
せっかくだから登ってみようと思ってみたが、冬場は入り口が閉ざされ、鍵がかけられていた。
山を下って大子の街に戻ってきたら、ちょうどお昼どき。
前の晩にしゃも鍋を食べた店にまた行って、こんどは軍鶏の親子丼をいただいた。
ついでに湯葉もオーダー。
卵も濃厚でうめー!
水戸まで戻って、常磐線普通列車のグリーン席で昼下がりの茨城の景色を眺めつつ、うとうとしながら上野まで。
いい週末であった。
気がつけば3月ももう中旬だ。
来週は3連休だから、バイクで姫路までひとっ走り行ってみようかな。
年明けから公私ともに、なかなか落ち着いてブログを書いてる時間が取れなくなってしまっていた。
1月は「行く」、2月は「逃げる」、3月は「去る」なんて、中学高校で3学期の始業式に聞かされた校長先生の長いハナシを思い出す。
今回のネタは、1月下旬に訪れた茨城県の
茨城県で一番高い山である。
八溝山の麓にある茨城県
冷え込みが最も厳しくなる1月下旬に照準を合わせて、全凍結した滝をみられるチャンスに期待してみた。
行ったのは1月21日の土曜日。
その週の前半はぐっと冷え込み、茨城県の観光情報サイトによると一時は8割凍結まで行ったので期待が高まったが、後半で冷え込みが緩んでしまった。
氷瀑は望めないものの、おいしいものを食べて温泉に浸かってのんびりした週末を過ごしに行ってきた。
昼頃にゆるゆると家を出て、15時に水戸でレンタカーを借り、大子町の温泉宿に到着したのは17時頃。
いったんチェックインして落ち着いたあと、大子町の中心街へ夕飯にくり出した。
クルマで10分ほど走って向かったのは軍鶏料理が看板メニューの「
せっかく奥久慈に行くなら、奥久慈軍鶏をいただかなくてはね。
注文したのはしゃも鍋のコース料理。
二人前からの受け付けなので、一人旅ではなかなか味わえない。
クルマを運転する関係で、ノンアルコールビールになってしまったのは残念だけど、しっかりした歯ごたえの軍鶏で肉食の幸せをかみしめた。
夕飯の後は袋田の滝へ直行。
冬は11月初めから1月末までライトアップされているのである。
入場料を払ってすぐにトンネルの遊歩道。
数百メートルのトンネルは内部に怪しげな赤い照明が据え付けられていて、観音様の胎内を表しているのだとか。
トンネルを抜けるとすぐに、滝を見上げる展望台になっていた。
この日のライトアップのテーマは「水墨画」ということで、陰影のはっきりした白いライトで照らされていた。
このときの凍結割合は1割ぐらいとのことだった。
帰りはトンネルとは別の順路で駐車場に戻った。
見上げると都会から離れた北関東の空は満天の星。
谷間から夜空を見上げていると、すーっと黒い影が横切った。
はんぺんのようなシルエットはムササビかモモンガか…
大きさからするとムササビだったのだろう。
野生のムササビが滑空する姿を見たのは生涯で初めてだった。
夜道は暗くて足下はおぼつかないが、上を見て歩くべきだなあ。
ホテルに戻って温泉に浸かり、翌朝もキンキンに冷えた空気の中で露天風呂。
9時過ぎにチェックアウトして八溝山に向かった。
県道28号を北上して八溝林道の入り口に到着。
通行止めの看板が立っているけれど、完全に封鎖されていないので行けるところまで行ってみる。
林道を上っていくとほどなくして雪が深くなってきた。
こんなこともあろうかと、借りたレンタカーは日産エクストレイル。
神奈川ではなかなか味わえない、久しぶりの楽しい雪遊び。
エクストレイルでも深みにはまると登り切れない急勾配をぐいぐい登って山頂駐車場に到着。
ここから山頂まで、100mぐらい歩く。
雪はくるぶしが埋まる程度の深さで、先客の足跡も何本か続いていた。
真っ白い雪景色に雲ひとつない空がまぶしい。
5分ほど歩いて、茨城県の一番高い山に登頂。
しーんと静まりかえった山頂でひとときを過ごす。
山頂から少し外れたところに展望台がある。
せっかくだから登ってみようと思ってみたが、冬場は入り口が閉ざされ、鍵がかけられていた。
山を下って大子の街に戻ってきたら、ちょうどお昼どき。
前の晩にしゃも鍋を食べた店にまた行って、こんどは軍鶏の親子丼をいただいた。
ついでに湯葉もオーダー。
卵も濃厚でうめー!
水戸まで戻って、常磐線普通列車のグリーン席で昼下がりの茨城の景色を眺めつつ、うとうとしながら上野まで。
いい週末であった。
気がつけば3月ももう中旬だ。
来週は3連休だから、バイクで姫路までひとっ走り行ってみようかな。
軍鶏に湯葉ですか。贅沢な山登りになりましたね。
by わたべ (2017-03-12 07:27)
山登りというほど歩いてはいないのです。
駐車場から5分かそこらで山頂でした。
by nozzy (2017-03-12 14:08)
エクストレイルで雪道走ったのですね、楽しそうです♪
うちのクルマ1台がエクストレイル(4WD)。
ハイブリッドだからかパワーがなくて楽しくないのですが
雪道だと楽しいかもしれませんね(´ω`*)
それにしても美味しそうな軍鶏料理…裏山鹿です
プライベートがとても充実していらっしゃいますね♪
by kokoro (2017-03-18 20:09)
エクストレイルで雪中行軍、エリーゼではなかなかできない芸当で楽しかったですよ。
最近、こういうレンタカーの使い方にはまってます。
by nozzy (2017-03-23 20:40)