ここでの“ボンサイ”とは「盆栽」と「凡才」との二つの意味を含みます。盆栽のように、マシンをカスタマイズすること自体を楽しんでいる凡才人のブログです。
エキゾーストパイプ交換 [アルトワークス日記]
2年前に消音器に錆穴が開いたためマフラーを交換したアルト。
スズキスポーツレーシングのタイプSp-Xは軽やかで気持ちの良いサウンドが好きだったのだが、ここ最近、ババババッと破裂音のようなノイズが混じるようになった。
そしてとうとう2週間前、突然ポンコツサウンドが再発した。
その音のひどさたるや、消音器に穴が開いたレベルではない。
車体の揺れで腹の下からガランガラン。
アクセルをふかせばバリバリバリ。
あー、こりゃエキゾーストパイプが折れたかな。
学生時代に自動車部で共同保有していた部車のK10マーチで同じ音がしていたなあ。
下に潜ってみると、パイプが折れたのではなくて、フランジ部の溶接が腐ってパイプが半分脱落していた。
フランジ部分を作り直してもらう手も考えたが、触媒もだいぶ痛んで排ガスの炭化水素を処理し切れてない臭いがするし、品番が変わったとはいえ部品はまだ出るし、思い切って新品に交換することにした。
マフラーとの接合部。
かろうじてフランジに引っかかって路面にするような状況にはなっていないが、まったく固定されていない状態。
14mmレンチ2本でフランジを取り外す。
エンジン下に潜り、ターボチャージャーアウトレットとの接続を外す。
熱を受けてがっちり固着しているので、インパクトレンチに14mmソケットとエクステンションを組み合わせてボルトを外す。
触媒の後方にあるエキゾーストパイプハンガーを外す。
レンチは12mm。
新品のエキゾーストパイプ。
「フロントパイプ」とも呼ばれているが、ターボチャージャーアウトレットからマフラーまで一体で、中間に三元触媒が付いている。
おかげで単品部品としてはけっこう高価な7万8千円。
もうちょっと高かったら二の足を踏んでいたところだ。
入荷したときから溶接部に若干赤さびが浮いていたので全体に錆転換スプレーを吹いた。
赤さびが黒錆に変わって、黒ずんでいるのがおわかりだろうか。
さらに、錆びないように、ソフト99の耐熱ペイントを吹いた。
品番が変わって、排気温センサーの固定部が追加された。
わたしのアルトは排気温警告灯の装備義務が緩和されたあとの年式だが、旧年式の車体と部品が共通化されたようだ。
ワークスRのエキゾーストパイプは他のアルトワークスのグレードより太いのが装着されているというウワサがあって、品番変更でパイプ径も他のグレードと共通化されたかもしれないと考えたが、ノギスで計っても触媒前後のパイプ径は元々付いていたものと変わりない。
分解の逆順で新しいエキゾーストパイプを取り付けて完成。
軽やかなサウンドがよみがえった。
スズキスポーツレーシングのタイプSp-Xは軽やかで気持ちの良いサウンドが好きだったのだが、ここ最近、ババババッと破裂音のようなノイズが混じるようになった。
そしてとうとう2週間前、突然ポンコツサウンドが再発した。
その音のひどさたるや、消音器に穴が開いたレベルではない。
車体の揺れで腹の下からガランガラン。
アクセルをふかせばバリバリバリ。
あー、こりゃエキゾーストパイプが折れたかな。
学生時代に自動車部で共同保有していた部車のK10マーチで同じ音がしていたなあ。
下に潜ってみると、パイプが折れたのではなくて、フランジ部の溶接が腐ってパイプが半分脱落していた。
フランジ部分を作り直してもらう手も考えたが、触媒もだいぶ痛んで排ガスの炭化水素を処理し切れてない臭いがするし、品番が変わったとはいえ部品はまだ出るし、思い切って新品に交換することにした。
マフラーとの接合部。
かろうじてフランジに引っかかって路面にするような状況にはなっていないが、まったく固定されていない状態。
14mmレンチ2本でフランジを取り外す。
エンジン下に潜り、ターボチャージャーアウトレットとの接続を外す。
熱を受けてがっちり固着しているので、インパクトレンチに14mmソケットとエクステンションを組み合わせてボルトを外す。
触媒の後方にあるエキゾーストパイプハンガーを外す。
レンチは12mm。
新品のエキゾーストパイプ。
「フロントパイプ」とも呼ばれているが、ターボチャージャーアウトレットからマフラーまで一体で、中間に三元触媒が付いている。
おかげで単品部品としてはけっこう高価な7万8千円。
もうちょっと高かったら二の足を踏んでいたところだ。
入荷したときから溶接部に若干赤さびが浮いていたので全体に錆転換スプレーを吹いた。
赤さびが黒錆に変わって、黒ずんでいるのがおわかりだろうか。
さらに、錆びないように、ソフト99の耐熱ペイントを吹いた。
品番が変わって、排気温センサーの固定部が追加された。
わたしのアルトは排気温警告灯の装備義務が緩和されたあとの年式だが、旧年式の車体と部品が共通化されたようだ。
ワークスRのエキゾーストパイプは他のアルトワークスのグレードより太いのが装着されているというウワサがあって、品番変更でパイプ径も他のグレードと共通化されたかもしれないと考えたが、ノギスで計っても触媒前後のパイプ径は元々付いていたものと変わりない。
分解の逆順で新しいエキゾーストパイプを取り付けて完成。
軽やかなサウンドがよみがえった。
車やバイクの部品がリニューアルされるのは、気持ちの良いものですね。
by FD (2013-10-06 09:51)
アルトワークスの部品って、まだちゃんと出てくるとは。
何にせよ、これでまた楽しめますね。
by うえいぱうわ (2013-10-06 17:53)
>FDさん
古いクルマを直しながら乗る楽しみはそこにありますねえ。
>うえいぱうわさん
アルトワークスの中でも、受注生産のグレードで生産台数が少なかったものですから、もうそろそろ部品が出ないかもとわたしも覚悟していたところでした。
あと7-8年…乗れるといいなあ…
by nozzy (2013-10-07 11:39)
二十代前半に一緒に仕事した人が載ってたギャランVR4は、交差点で曲がった瞬間にタイコの部分が落っこちて大爆音を鳴り響かせたという逸話を残しています(^^;
下回り見ることってなかなか無いので、知らぬ間に恐ろしいことになってる可能性はありますね。
by よっすぃ〜と (2013-10-07 23:04)
自動車部の部車がちょうどそんな感じだったそうです。
砂利道を走っていたか何だったか、路面のギャップを越えた途端に爆音になったと、当時運転していた学生が言っていたように覚えています。
うちのは何となく前兆がありました。
錆で徐々に穴が広がってるなら、あと2ヶ月ぐらいは猶予があると思っていたのですが、加速度的に進行してしまったようです。
by nozzy (2013-10-08 11:38)