ここでの“ボンサイ”とは「盆栽」と「凡才」との二つの意味を含みます。盆栽のように、マシンをカスタマイズすること自体を楽しんでいる凡才人のブログです。
S660に乗ってみた [旅日記]
今回のネタは、7月に行った讃岐うどんツアーの蔵出しネタ。
しかしどういうわけか、うどん屋はどこも営業してなくて食べることができず、レンタカーで高松をドライブしただけで終わってしまった。
レンタルしたクルマはホンダS660。
岡山と高松を中心に店舗を展開する平成レンタカーがレンタルしている一車種である。
えりぴよさんと出会って12年、そろそろ後継車を考え始めているこのごろ。
候補のひとつであるS660を、うどんツアーのついでにレンタカーで試乗してみようという算段であった。
結論から言うとS660はえりぴよさんの後継としてはネガティブな印象しか残らなかった。
やはり第一候補はマツダ・ロードスターかな。
高松に向かったのはGo To トラベルキャンペーンが始まった海の日。
キャンペーンをねらって日程を組んだわけではないけれど、緊急事態宣言の解除を待って計画を立てていたらちょうどキャンペーンが始まる日になった。
ソーシャルディスタンスに気を遣ってグリーン車を予約したら、1両まるまる貸し切り状態。
連休初日から静かな旅路となった。
岡山からは快速マリンライナーに乗り換えた。
先頭のグリーン車は2階建ての展望車。
せっかくなので、こちらもグリーン席をとってみた。
瀬戸大橋を渡るのは3往復目だが、電車ではこれが初めて。
瀬戸大橋は道路の下に線路が通る2層構造になっている。
レインボーブリッジをゆりかもめで渡るよりも大規模な2層構造にわくわく。
高松駅から歩いてすぐの平成レンタカーでS660を借りて、まず向かったのは八栗山の八栗ケーブル。
7年前の夏にも一度来たことがあるけれど、あのときは暑さにまいって山上駅から散策するのは断念したのであった。
相変わらず昭和時代の未来感が溢れる車体は7年前より赤色が鮮やかになった気がするな。
車内放送の設備は、昔はソニーのロータリーコマンダーが取り付けられていたが…
さすがに故障したのか、シガーソケットに差し込んで電源をとるICレコーダーに付け替えられていた。
この日は7年前と違って、曇り空だったから暑さも控えめ。
八栗寺まで緑のトンネルを散策してみるとすがすがしい。
さて、えりぴよさんの後継車として見たS660。
走りも使い勝手も「ちょい乗り用」といった印象だ。
久しぶりに軽自動車に乗ったせいか非力感が拭えない。
アルトワークスはもうちょっとスロットルレスポンスがよかったような気がするんだけどな。
メータの左脇に「SELECT」と書かれたボタンがあったので押してみると、白基調のメーター照明が赤色に変わって、エコインジケータがブースト計に切り替わった。
おお!?「モード反転!裏コード“BEAT”!」って感じか?
だが残念、エンジン制御やサスペンション減衰をエコモードとスポーツモードで切り替えるスイッチかと思ったら、メーターの表示が切り替わるだけで走りは何も変わらずだった。
オドメータが8万キロを指す個体のせいか車体の剛性感もヨレヨレだ。
タイトなカーブをクイックにまわろうとすると30mmぐらいはタイヤの軌跡がずれる感触で、サスペンションがきっちり仕事していない。
積載性は皆無と言っていい。
2人乗ったら2人分の宿泊荷物は載せる場所がない。
フロントにはラゲッジスペースはあるけれど…
ラゲッジスペースと言うより外した幌の収納箱である。
ラジエータの熱を受けて箱は熱々になるので、衣類ぐらいならともかく、酒や食べ物を入れたらダメになってしまう。
旅行に持って行く歯磨きや洗顔料といった旅行セットも熱で変質してしまうんじゃないかと思うぐらいの温度になる。
エリーゼとは違って、S660にはリヤウインドウが電動で開くセクションがある。
レンタカー屋の店員さんは「開けると音が楽しめますよ」と言ってたけど、軽トラみたいなエンジン音では盛り上がらない。
それより、この窓を開けると後方からの風の巻き込みが強くて、エンジンフードで温められた空気がキャビンに吹き込んでくる。
冬なら暖かくていいかもしれないけれど夏場はツカエナイ。
おもしろかったのはオーディオ。
ビートはコンソールの幅が1DINサイズ分なかったみたいだけれど、S660はもはやコンソールパネルにオーディオ操作のスイッチすらない。
代わりにステアリングホイールのスポークに組み込まれたスイッチですべてを操作するようになっていて、オーディオの状態を示す表示はメーター内に納められている。
これはえりぴよさんにも欲しい装備だ。
そんなわけで、うどんが食べられずにがっかり、S660にがっかりしながらドライブ。
夜はホテルの近くのファミレスチェーンで済ませて、ライトアップされたダムの建設現場を見物に行った。
さて、次のネタは9月の連休に出かけた北海道。
初めての挑戦に乞うご期待。
しかしどういうわけか、うどん屋はどこも営業してなくて食べることができず、レンタカーで高松をドライブしただけで終わってしまった。
レンタルしたクルマはホンダS660。
岡山と高松を中心に店舗を展開する平成レンタカーがレンタルしている一車種である。
えりぴよさんと出会って12年、そろそろ後継車を考え始めているこのごろ。
候補のひとつであるS660を、うどんツアーのついでにレンタカーで試乗してみようという算段であった。
結論から言うとS660はえりぴよさんの後継としてはネガティブな印象しか残らなかった。
やはり第一候補はマツダ・ロードスターかな。
高松に向かったのはGo To トラベルキャンペーンが始まった海の日。
キャンペーンをねらって日程を組んだわけではないけれど、緊急事態宣言の解除を待って計画を立てていたらちょうどキャンペーンが始まる日になった。
ソーシャルディスタンスに気を遣ってグリーン車を予約したら、1両まるまる貸し切り状態。
連休初日から静かな旅路となった。
岡山からは快速マリンライナーに乗り換えた。
先頭のグリーン車は2階建ての展望車。
せっかくなので、こちらもグリーン席をとってみた。
瀬戸大橋を渡るのは3往復目だが、電車ではこれが初めて。
瀬戸大橋は道路の下に線路が通る2層構造になっている。
レインボーブリッジをゆりかもめで渡るよりも大規模な2層構造にわくわく。
高松駅から歩いてすぐの平成レンタカーでS660を借りて、まず向かったのは八栗山の八栗ケーブル。
7年前の夏にも一度来たことがあるけれど、あのときは暑さにまいって山上駅から散策するのは断念したのであった。
相変わらず昭和時代の未来感が溢れる車体は7年前より赤色が鮮やかになった気がするな。
車内放送の設備は、昔はソニーのロータリーコマンダーが取り付けられていたが…
さすがに故障したのか、シガーソケットに差し込んで電源をとるICレコーダーに付け替えられていた。
この日は7年前と違って、曇り空だったから暑さも控えめ。
八栗寺まで緑のトンネルを散策してみるとすがすがしい。
さて、えりぴよさんの後継車として見たS660。
走りも使い勝手も「ちょい乗り用」といった印象だ。
久しぶりに軽自動車に乗ったせいか非力感が拭えない。
アルトワークスはもうちょっとスロットルレスポンスがよかったような気がするんだけどな。
メータの左脇に「SELECT」と書かれたボタンがあったので押してみると、白基調のメーター照明が赤色に変わって、エコインジケータがブースト計に切り替わった。
おお!?「モード反転!裏コード“BEAT”!」って感じか?
だが残念、エンジン制御やサスペンション減衰をエコモードとスポーツモードで切り替えるスイッチかと思ったら、メーターの表示が切り替わるだけで走りは何も変わらずだった。
オドメータが8万キロを指す個体のせいか車体の剛性感もヨレヨレだ。
タイトなカーブをクイックにまわろうとすると30mmぐらいはタイヤの軌跡がずれる感触で、サスペンションがきっちり仕事していない。
積載性は皆無と言っていい。
2人乗ったら2人分の宿泊荷物は載せる場所がない。
フロントにはラゲッジスペースはあるけれど…
ラゲッジスペースと言うより外した幌の収納箱である。
ラジエータの熱を受けて箱は熱々になるので、衣類ぐらいならともかく、酒や食べ物を入れたらダメになってしまう。
旅行に持って行く歯磨きや洗顔料といった旅行セットも熱で変質してしまうんじゃないかと思うぐらいの温度になる。
エリーゼとは違って、S660にはリヤウインドウが電動で開くセクションがある。
レンタカー屋の店員さんは「開けると音が楽しめますよ」と言ってたけど、軽トラみたいなエンジン音では盛り上がらない。
それより、この窓を開けると後方からの風の巻き込みが強くて、エンジンフードで温められた空気がキャビンに吹き込んでくる。
冬なら暖かくていいかもしれないけれど夏場はツカエナイ。
おもしろかったのはオーディオ。
ビートはコンソールの幅が1DINサイズ分なかったみたいだけれど、S660はもはやコンソールパネルにオーディオ操作のスイッチすらない。
代わりにステアリングホイールのスポークに組み込まれたスイッチですべてを操作するようになっていて、オーディオの状態を示す表示はメーター内に納められている。
これはえりぴよさんにも欲しい装備だ。
そんなわけで、うどんが食べられずにがっかり、S660にがっかりしながらドライブ。
夜はホテルの近くのファミレスチェーンで済ませて、ライトアップされたダムの建設現場を見物に行った。
さて、次のネタは9月の連休に出かけた北海道。
初めての挑戦に乞うご期待。
八栗ケーブルのケーブルカー、
あいかわらず愛嬌のある顔をした、
いい車両ですね(・∀・)
これは一度お目にかかりたいんですよね。。。
by あおたけ (2020-10-13 07:18)
うどんと言い、S660と言いちょっとガッカリでしたね。
でも、ロータスと200万円の軽自動車をくらべるのは、ちょっと可哀想だと思いますよ。
by わたべ (2020-10-13 19:32)
>あおたけさん
わたしは今回、ことでん志度線と長尾線を乗り潰したかったです。
岡山の知人と会う約束もあって、時間が足りませんでしたが…
>わたべさん
昔は軽自動車で満足してた…というより、車重690kgのアルトワークスだからこそ楽しかったという思い入れがあったので、S660にも同じようなエポックメイキングな楽しさがあるかと期待してしまいました。
by nozzy (2020-10-14 00:06)
S660はセカンドカーにしたいとずっと思ってるんだけど、そんな余裕ないしな(>_<)
by よっすぃ〜と (2020-10-15 23:10)
限定的な使い方のセカンドカーにはいいですが…
バイクの楽しさを知っていると位置づけが微妙なんですよね。
by nozzy (2020-10-19 22:28)
そろそろ5年、S660に乗っていますが、全く同感です!(爆)
あと、寒冷地の使用は全く考慮されていないようで、降雪時はLEDの
ヘッドランプに積雪して夜間は走行困難で、ミラーにも熱線などの
曇り止めが無いので曇ったらアウトです。(苦笑)
左後方はほぼ見えませんし、ドリンクホルダーの位置も使えませんし、
助手席を荷台にしても下手するとバイクの方が積載性ありそうです。
見た目ほど軽くないのも軽トラの音も難点ですが、まあ、自分の
生活スタイルだと一人乗りの車で良かったので、欠点も含めて、
実は割と気に入って使っております。(笑)
by TS (2021-01-04 19:05)